2015年 05月 30日
唐紙、観世水模様で涼やかに |
京都は、もう真夏のような暑さでした。嵐山を散策されている方々も、さぞや暑かった事と思います。見た目だけでも、少し涼やかになって頂きたく、すだれをかけて、流水柄の唐紙をバックに、もみじと、青の釉薬がきれいなお皿を飾ってみました。唐紙屋さんの唐長は、11代続く老舗です。最近は、襖紙等の他に、こんなポストカードも販売されています。一枚ずつ丁寧に刷られた唐紙は、色に厚みを感じられ美しいです。こんな古の時代から続く古典柄もたまには、とてもいいものです。主役ではなく、きっちりと脇役をこなしてくれる存在は、奇をてらっていなくて、控えめで、空間がしっとりと落ち着きます。
by ggallery
| 2015-05-30 19:29
| しつらい diary
|
Comments(0)