2016年 01月 14日
松竹梅のしつらいを一工夫 |
初春らしい短冊をとお願いした一枚。短冊の竹と梅に、松をしつらい「松竹梅」。松は、古銅の花入れに活け、短冊は、古木の垂撥型短冊掛けに。丈の長い垂撥型に飾ると、短冊もぐっと存在感が増します。柔らかい昭和な感じの空さんの書と絵には、こんなしつらいが似合う気がします。松竹梅は、おめでたい文様として室町時代から親しまれ、今なおこの組み合わせを目にするだけで、祝いの気分を感じるのではないでしょうか。その伝統的な祝儀の形を、短冊と花入れを使い、一工夫してみました。壁面と立体とで形作ると、空間を感じられ面白いですね。
by ggallery
| 2016-01-14 10:37
| art & craft
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