2016年 03月 10日
金子みすずさん |

昭和の初めに、26歳という若さでこの世を去った詩人、金子みすゞさんの今日は命日とのこと。自ら命を絶つという壮絶な最期までの短い人生に600編あまりの詩を残したみすゞさん。素直に心に沁みる詩の優しさ、温かさは、時代を経た今でも、誰もが新鮮に感じるのではないでしょうか。精神的な苦境の中でも、こんなにやさしい言葉で語ることができるみすゞさんの大きな心に救われます。すべてを受け入れ尊重できる温かさ、人が見過ごしてしまうような小さなもの、忘れがちな事を取り上げ、そのことに気付く大切さを優しく教えてくれます。柔らかくやさしい簡潔な言葉で、人間の傲慢さに気付かせてくれます。「今でも」ではなく「今だから」一層、彼女の詩が、心に響くのかもしれませんね。胸がいっぱいになります。空さんが書かれた彼女の詩を載せさせて頂きます。みすゞさん、やさしい心をありがとう。合掌




余談ですが、今週、月ヶ瀬という梅の名所に行ってきました。梅に埋め尽くされている渓谷。数千本の梅に圧倒されました。こんな場所があるなんて、知らなくて。。まだまだ関西でも知らない名所が、たくさんあることをあらためて実感しました。梅好きの方はぜひ訪れてみてください。
by ggallery
| 2016-03-10 10:38
| my life
|
Comments(2)

月ヶ瀬の梅は素晴らしいですね。
古来花とは梅のことを言ったとききますが、ほんとうに美しいです。
金子みすゞさんの詩を私も好きです。
ものごとを一面からみるのではなく、向こう側からも見てとらえられているところに、公平な優しさを感じます。
自分の辛い時にも優しい目を持てるみすゞさんの人生が、こんなにも短いことがほんとうに残念です。
ひとつふたつの詩をみれば甘く優しいと錯覚してしまいそうになりますが、いくつも読むうちに強い芯を感じてきますね。
古来花とは梅のことを言ったとききますが、ほんとうに美しいです。
金子みすゞさんの詩を私も好きです。
ものごとを一面からみるのではなく、向こう側からも見てとらえられているところに、公平な優しさを感じます。
自分の辛い時にも優しい目を持てるみすゞさんの人生が、こんなにも短いことがほんとうに残念です。
ひとつふたつの詩をみれば甘く優しいと錯覚してしまいそうになりますが、いくつも読むうちに強い芯を感じてきますね。
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月ヶ瀬、きれいな所ですね。あんな渓谷とは全然知らなくて、下調べもせず場違いな服装で行ってしまいました> <
花さんの書に、合っていますね!
そう、とっても公平な目線とぶれない芯の強さをお持ちだったのでしょうね。
一語一句が、心に浸透します。あのお若さで、こんなモノの見方や捉え方ができるなんて、やっぱりすごい人ですね。あらためて感心します。
花さんの書に、合っていますね!
そう、とっても公平な目線とぶれない芯の強さをお持ちだったのでしょうね。
一語一句が、心に浸透します。あのお若さで、こんなモノの見方や捉え方ができるなんて、やっぱりすごい人ですね。あらためて感心します。