2016年 07月 18日
左官屋さんのお仕事part2 - 漆喰塗り |
galleryの小さな外壁は、漆喰塗りにしてもらいました。小さな壁を正確なリズムで塗られていくのが気持よく、しばし見入っていました。真っ白な壁がみるみる美しく仕上がっていきます。この日は、比較的涼しく風もあり、職人さん曰く、「今日は漆喰日和」とか。太陽が照り過ぎないので、乾燥し過ぎず、風で適度なスピードで乾いていくのが良いそうです。ほとんど使われているのは見られなくなった昔ながらの漆喰壁。真っ白できれいです。このあと、磨きという作業で表面をさらにツルツルにされます。より本格的な場合は、自身の肘から下の腕を使って磨かれる事もあるとか。日本の伝統的な左官屋さんのこうしたお仕事が特に激減している今、少しずつでも見直され残っていけば良いな〜と思い、2度にわたりご紹介しました。技術だけではなく、人に環境に優しい自然素材、仕上がれば同じ白でも、その質感の温かさを、人は感じる事が出来ると思います。
代々師匠から受け継がれた昔の道具を、私が見たいと言ったので、持って来て下さいました。今は、こうした道具を作られる職人さんもなくなって、道具自体も出番がないとのこと。代々の職人さんの名前が焼印されています。
こんな道具が活躍する日が、またやってくれば良いのですが。。。ね。
by ggallery
| 2016-07-18 11:23
| shop diary
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