2016年 11月 14日
嵐山散策 |
真っ青な空に燃えるようなもみじが美しい今日、久々に私もご近所の紅葉を堪能出来ました。今秋は、もみじが昨年より美しく感じます。永年お世話になっていますデザイナーの美登さん、刺繍作家の富田さん達が京都へ来て下さり、今日は一日、ご一緒に楽しい時間を紅葉と共に堪能でき、目と心が潤いました。こちらはギャラリーの横の宝厳院さん。
昨夜のライトアップも、きれいでした。
お次ぎは天龍寺。やはり世界遺産、いつみても貫禄のお庭です。
竹やぶを通り抜け、落柿舎から祇王寺へ。ちんまりとした茅葺きに柿が可愛い
祇王寺は、嵯峨野めぐりで一番好きなお寺です。こじんまりとした苔むしたお庭で、春は桜の花びらが、秋はもみじの落ち葉が美しく、鄙びた風情がある草庵です。祇王寺は「祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響きあり。。」の美しい冒頭で有名な平家物語にも登場します。祇王は、平清盛に捨てられ尼となって、世を捨てここ祇王寺で仏門にはいります。野々宮の竹薮を通り、奥へ奥へと進むとやっと辿り着く祇王寺。一人で行くには今でも淋しい場所。当時はどれだけ人里離れた淋しい庵であったかが想像出来ます。世捨て人となって生涯を閉じた母と娘がひっそりと過ごした庵であることがあまりにしっくりと似つかわしいので、苔と紅葉のコントラストの美しさが、一層胸に迫ります。
最後に、嵐山高雄パークウエーから、ダイナミックな自然の紅葉も見終えて市内へ。。
今年の紅葉は、きれいなので、これから2週間程で、益々美しさのピークを迎えると思います。どうぞ秋の京都を満喫しに来て下さい。^ ^
by ggallery
| 2016-11-14 00:19
| shop diary
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