2016年 12月 26日
真っ白なうつわで新年を迎える |

真っ白なマットなうつわを作陶される有馬さんにお願いしていた、お煎茶碗と宝瓶と湯冷ましが届きました。いつもながら完璧な美しさ。機能に美が融合されています。湯冷ましもお湯の注ぎ口がとてもよく出来ていて、細くきれいにお湯を落とせます。玉露を入れる場合、この湯冷ましを使って、お湯の温度を下げて急須にお湯を注ぎます。私も使っていますが、技量がなくても、とてもきれいになかなか細く入れられます。
ギャラリーで、出来るだけお客様に美味しいお茶をお入れして一服して頂きたく、お煎茶とお抹茶をご用意しております。嵐山は、景勝地が結構広範囲なので、散策されるとお疲れもあるかと思います。御時間ある時は、ぜひ、ゆっくりお茶を飲んでお帰り下さい。

宝瓶もとても美しい仕上がりでした。このマットな質感の有馬さん独特の磁器土は、低温で焼く必要があり、又釉薬も使われないため、細工が大変難しいとお聞きしました。生み出された美しさはご苦労され、探求された結果なのですね。


迎える新しい年、こんな真っ白なうつわで美味しいお茶を飲んでみてはいかがでしょう。それだけで清々しい気持になれそうです。定番の大きさの丸湯呑みと平湯吞みももちろん数多く揃えています。
by ggallery
| 2016-12-26 11:20
| art & craft
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