2018年 06月 16日
日常使いに錫を |

初夏らしいコーディネートをしてみました。
錫とガラスって、とても相性が良いと思います。特に、一本一本丹念に入れられた線が生きる手作りの錫作品は、柔らかい
優しい表情が魅力的です。錫は、日本では昔から金銀に並んで人気だったようですが、特別感が増し過ぎて日常使いのうつわとして使いたくなるようなデザインが少なかったように思います。お煎茶を始めてから、特に身近に感じて好きになった錫のお茶托を始めとする錫製品。使ってみると、銀より輝きや柔らかさも日本人の感性にフィットしているように感じます。お煎茶で錫の茶托を使われるのは、錫が金属であってもあたりが柔らかく、お湯呑みの底にあたっても傷つけないのでとお聞きした事があります。使い比べるとわかりますが、ステンレスの茶托だと上に合わせた湯吞みが、滑りやすいですが、錫は滑りが少なく安定します。ガラス器と合わせると、とても涼しげで清涼感が増す錫、ほどよくシンプルなデザインの今井さんの錫なら、普段使いし易くおすすめです。きっと楽しい世界が広がると思います。

by ggallery
| 2018-06-16 15:07
| art & craft
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