2018年 08月 15日
お盆 |
天国から大切な人が帰ってくるお盆には、目には見えない先人や神の存在への感謝の気持や、故人を偲ぶ心をお盆のしつらいとして形にします。今夏も、形見の品や般若心経、天国の母と在りし日に訪れたお寺さんの散華を飾りました。可愛い蓮の絵は、唐招提寺。素敵な書は、高野山のものです。散華は大好き。お寺さんによって色々な趣向のものがあり、集めるのも楽しいものです。仏像は、昔、マレーシアに旅した時に購入した白檀で掘られたもので、底を少し磨くと、今でも良い香りが仄かにします。
お花は、真菰をイメージして、同じ水生植物の姫ガマと可憐なベルテッセンを亜字型古銅華瓶に入れました。姫ガマは、穂の小さなものが可愛くて好きですが、今夏は丁度いいのが見つけられました。のびのび生けるのが気持ちいいです。傍らには精霊馬を。。
お供え物は、季節の瑞々しい夏野菜と赤く灯る灯籠に見立てられるほおずきを、蓮の葉の上に。