
13日は、お正月事始めとされ、昔はこの日からお正月準備を始めたそうです。京都祇園では、舞妓さんたちが芸事のお師匠さんやお茶屋さんにあいさつされる日として、よくニュースで見かけますね。ちょうど、そろそろ年始の準備をしなくては、、と気持だけは焦って来る頃ですよね。
年始にも使いたくなるような、きれいで縁起も良いお箸置きはないかなと探してみつけた錫の箸置きです。
5種類の伝統的な縁起の良い吉祥紋がセットになっています。もちろんバラ売りも可能です。
先様の平穏無事を願って、プレゼントにも良さそうです。
あらためて、それぞれの意味を知り使うのも、良いものですね。
青海波・・・(せいがいは)・・大海原に無限に広がる波を象った青海波は、平穏な暮らしがいつまでも続きますようにという思いを込めたデザインです。
末広がりを意味する「扇」ようにも見え、また「水」が描かれているため、お清めや厄除けの力も持つとされる紋様です。

・麻の葉・・・(あさのは)・・強靭で成長が速い植物として知られる麻を象った「麻の葉(あさのは)」は古くから赤ちゃんの産着などに使われてきた吉祥紋です。お七夜、お宮参り、お食い初めといったお祝いの席はもちろん、すくすくと強い子に育つようにとの願いを込めて毎年のお誕生日の食卓にもぜひお使いください。

・七宝・・・しっぽう・・「七宝(しっぽう)」とは仏教において大切にされる7つの宝のこと。円満を意味する丸いかたちが四方八方に広がったこの紋様には、人と人とつながりは宝物と同じくらい価値があるという意味が込められています。つながりを大切にしたい方たちとの会食のお席にぜひお使いください。

・亀甲・・・きっこう・・一万年生きると言い伝えられてきた亀の甲羅を象った「亀甲(きっこう)」は長寿と健康を祈念する紋様です。ご年配の方のお誕生日や敬老記念日はもちろん、ご家族が末永く健康に暮らせるようにとの願いを込めて、ちょっと特別な日の食卓にもぜひお使いください。

・紗綾・・・さや・・中国の明から日本に輸入された紗綾(さや)という絹織物の模様に由来する「紗綾形(さやがた)」は斜めに崩した卍(まんじ)が延々と連なった紋様です。仏教用語で無限を意味する卍にちなんで「不断長久」を意味し、古くから着物や建物の装飾に好んで用いられてきました。

こちらは、シンプルに松の箸置き。

すっきりとしてモダンなので、使い易そうです。
私も、新しい年を、きれいな箸置きで迎えたいと思います。