2018年 12月 28日
年始を迎える準備 |

残すところ今年もあと3日となりましたね。スロースターターの私も、そろそろ年始の準備にエンジンをかけ始める日。先ずは毎年、玄関を飾る根引松の用意から始めます。京都の主流は、門松ではなく、この根引松。根付きの若松に、和紙や半紙に紅白の水引を巻いたシンプルなもの。私はこの素朴で簡潔な姿に品性が感じられ好きです。
切った枝ではなく、根が付いたものを使うのは、しっかりと根がつきますようにという願いから。
2本の根引松の飾り方は、京都は、向かって右に雄松、左に雌松となります。これは京都だけで、他府県は、反対が普通と以前お花屋さんに聞いたことがあります。この時期は、どこのお花屋さんでも店頭にたくさんセットにして並んでいると思いますが、生け花や投げ入れのお花を扱うお店には、やはり形の良い品が豊富なように感じます。雄松と雌松の見分け方は、雄松は、背が高い方と覚えておけば間違いないと思います。水引は、私は結び切りで結びます。半紙の変わりに、しっかりとした檀紙を使ってみました。
取付けるのは、最後に掃除して清めてからなのでもう少し先。出来上がった所で記念にパチリ。
こうして、1つ1つ、年末の準備をしていくのも、楽しみの1つです。
by ggallery
| 2018-12-28 23:18
| 京都のこと
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