七夕に咲く庭の花

そろそろ終盤の庭の紫陽花。アップしていなかった真っ白なまん丸の子。
今年も永く楽しませてくれました。こちらは今夏初めて咲いた白い桔梗。白い桔梗は楚々として、格別の美しさですね。
かわなべさんにお願いした鶴首型の吹きガラス。和の風情にも似合います。
シモツケも、パラパラとすぐに花びらが落ちますが、この時期らしい良いお花ですね。

今日は、七夕ですね。少し七夕のしつらいをしてみました。
七夕の由来とされている織女星には、女性のたしなみとされていた技芸の上達を願うしつらいも伝わります。七夕にちなんだ赤い糸を通した7本の針。赤い糸は「いつわりない清らかな心」が表わされています。琴柱は、芸事全般の上達。筆先が五色に染められた「鹿の巻き筆」と願いを書いた短冊は、文字や学芸の上達を。私はご縁あって習い始めた、和紙でものを包み折る、伝統の技、折形の上達も願って添えました。

今日、七夕の日に、お店のお隣に、パンとエスプレッソというカフェがオープンします。東京を始め、全国展開されておられるパン屋さんで、京都は初めてとのこと。

永く放置されていたお隣の茅葺屋根の文化財を利用されたカフェと庭園は、インスタ映えするロケーション満載。ゆっくり出来るカフェの少ない嵐山の新名所になりそうです。レセプションに伺いましたが、パンも美味しかったです。