祇園祭の季節

京都は、七夕が終わると、祇園祭が始まります。関係者の色々な準備は既に7月1日から始まっているようですが、本格的に鉾建て等が始まるのが今日ですね。7月入ると、待ってましたとばかりに四条通りを歩くと、どこのお店からも、お囃子のあの「♪こんこんちきちん♫こんちきちん♩」の音が聞こえて来て、否が応でも、「アー今年も祇園祭だわ」と思わせてくれます。いつも蒸し暑い頃なのですが、今夏はちょっと涼しい日が続いていて、暑さが恋しいと思う程でしたが、今日は、梅雨の晴れ間で、蒸し暑い京都です。

お昼頃から急にむぅーとしてきましたので、涼しげな吉田さんの竹の花入れに、庭に咲いていた一輪の白い桔梗と姫ススキを生けました。「あ〜涼しげ〜」と思わず独り言。

庭の花、と言えば、カサブランカもこの時期、大輪の花を咲かせてくれます。あまりに立派過ぎて、切るのも、生けるのも、少しためらってしまうお花です。

艶やかです。球根なので、放ったらかしでも、毎年、立派に咲いてくれます。