新年、お家元がご招待されたお客様にお茶を入れられる初煮会が催されます。今年は、お名前を頂けるという個人的な記念の年と重なり、参加させて頂きました。全く未熟者で、まだまだその域には到達していない技量なのは、本人が一番痛感していて、本当に恐縮なことでしたが、周りの方に助けてもらいながら、続けて来られたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
一歩門をくぐると、そこには脈々と素晴らしい日本の伝統が、隅々まで息づいていて、丁寧に受け継がれている様子を、間近で経験出来ますことが、何より嬉しく、いつも背筋がピンと自然と伸びる気がします。
あまりお写真でご紹介することは出来ませんが、お煎茶道に限らず、様々な日本が育んできた独自の素晴らしい伝統文化に、1人でも多くの方が、興味を持って頂ければと願わずにはいられません。
年末届きました、信楽の谷穹さんの渋い花入れに、庭の侘助とろうばいを入れました。香しいろうばいの香りが楽しめる季節ですね
年始の松も、小さくして少し掛け花に。松は1月のお楽しみ。まだまだ元気なので、花入れを替えて色々楽しめますね。