2020年 01月 11日
子年の色紙 |
2020年と切りのいい西暦、そして干支も始まりの子年という記念すべき年まわりの今年、新しく干支の縁起物を購入された方も多いのではないでしょうか。私も何か新調しようと思いつつ、この年末年始は、バタバタとしてかないませんでした。と、そこへ、先日、御知り合いの方から、こんな愛らしい色紙を頂戴し、早速飾らせて頂きました。お床が、ぐっと明るく年始らしい空気に変わりました。宮家の尼門跡寺院、得浄明院様の手によるものとのことです。
京都の東山の麓にひっそりと佇む得浄明院は、皇族である伏見宮邦家親王の第三王女として生まれられた、誓円尼公により創建された、宮家ゆかりのお寺とのことです。信州の善光寺まで京都の人がお参りするのは大変なので、善光寺と同じ形の建物を作られたそうです。本山の善光寺如来をお分身とし、有名な戒壇廻りもできるそうです。京都に長く居ながら、知らないお寺さんもまだまだいっぱいあります。境内には「一初」という早咲きの菖蒲がきれいに咲くそうです。色紙と一緒に頂いたパンフレットからの受け売りですが、別名「一初の寺」と記されています。この一初という菖蒲も見たことのないお花のようでした。ぜひ早春の特別公開には、足を運んでみたいと思います。
by ggallery
| 2020-01-11 22:20
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