2020年 02月 13日
椿の季節 |

椿という花がなければ、茶花は始まらないと思うくらい、凛とした魅力ある花姿ですね。創り出せる表情も様々です。
まずは、気品ある真っ赤な椿は、梅の枝を添えて、格調高く胡銅の鶴首に。葉も落とした枝ぶりだけの芽吹きの遠い梅は、根締の椿を一層引き立てます。
お砂糖菓子のような可愛いピンクの愛らしい椿も、表情豊かな添えの枝で、より生き生きとします。
この椿は、ねぇねぇ可愛いでしょう?とまるで少女のような可憐さ。椿は、枝の形がよろしければ、入れるのは簡単なお花だと思います。そぎの花入れは、前田麻美さん。日々の一輪を入れやすい花入れです。
こちらは谷穹さんの蹲に、山茱萸と。
きれいな椿は、切るのももったいなくて、躊躇してしまいます。いつも、切る時は、ゴメンね。きれいにいけるから、許してね。と心で手を合わせてから、ハサミを入れます。



以前にもご紹介していますが、京都は清水五条駅角にある、近幸さんと言うお魚屋さん。鮮魚はもちろんですが、きちんと丁寧に作られたおばんざいも絶品で、手抜きしたい時の、有難いお店です。丁度、私の近幸さんデーでしたので、今日のメニューをちょっとご紹介。
白和えに、イカとお揚げさんとほうれん草の黄身酢和え、小芋の素揚げに蟹身餡掛け。赤貝に平目のお造り。
揚げ物は、牡蠣フライ。どれも美味しくて、主婦には嬉しい日。自分でお料理をお作りになる方は、誰しもそうだと思うのですが、自分で作ると、もう作っている間に、味が想像できてしまうので、期待感がなくなってしまい、油物などは、特に胸ぶくれしてしまいます。たまには、自分以外の方によって作られた美味しいモノを食べるのは、毎日食事を作る人、大切な息抜きです、よね^_^
by ggallery
| 2020-02-13 17:47
| 京の一汁三菜
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