散歩のご褒美のようなイブニングムーン

　　　　　　　　　イブニングムーン。

　　　　　　　　　きれいな響きですね。

お天気が良く、結構肌寒い日が続いているせいか、今年は、桜が長持ちしているように感じます。

夕散歩。

ご褒美のように美しい、夕暮れの

パステルカラーの空に月と桜。

iphone なのですが、わりあいきれいに撮れました。

明日は、スーパームーンのような満月とのこと。

今夜もきれいですが、ぜひ、明日の夜は、夜空を見上げてみて下さい。

ネット販売の準備にお店に行きましたが、お店の桜もまだこの通り元気です。

嵐山は、先週よりは、観光の方々も少なくなったようでしたが、京都市内は結構、車も人も多く感じました。

お向かいの湯豆腐屋さんの見事な枝垂れ桜、今年もきれいでした。

暦は、「清明」
清々しく明るく一番美しい季節。
草木には、きよらかな新芽が出始めています。
今年ほど、植物に癒される春はありません。

一枚目の写真に合うかなぁと聴きたくなった今夜の１曲は、My best Favorite,

大好きな人もたくさんいらっしゃいますよね。

名曲中の名曲。Bill Evane のWaltz For Debby。

一日中、エバンスしか聴いていないような時期もあったり、

アルバムをすべて持っているのも彼だけです。

リリカルで洗練された音の運び、彼にしか創り出せない音楽、

他のジャズピアニストとは、少し次元が違うエバンスのピアノ。

このタイトルのデビーという名は、彼の姪御さんのことのようですね。

この名盤で最高の演奏をした才能溢れる若きベーシスト、スコット・ラファロ。

彼は、この伝説的な演奏の翌週に事故死してしまいます。

エバンスもまた、他のミュージシャンと同様、薬物依存や様々な辛い経験もあったようで、

2019年には、彼の生誕90年記念に、伝記映画が上映されましたね。

後世のピアニストにも圧倒的な影響力を与えた、ビルエバンス。

どなたかが書かれていました「音を空間に立体的に配置する発想のすごさ。。」

とても上手く表現されていると思いました。

他のピアニストに真似の出来ない、作曲のセンスも素晴らしい。

しっかり聴くもよし、聴き流すもよし、のEvanceです。