梅雨の花達

梅雨の時期に咲くお花は、

可愛い子が多いですね。

中でも、河原撫子は、

本当に愛らしく、咲く姿にホッとします。

万葉集にも、多々登場する河原撫子。

昔からこの可憐な清々しい姿を

日本人は、愛したのですね。

枕草子で、

草の花は　撫子。唐のはさらなり。

大和のもいとめでたし。

と清少納言も一番のお気に入りだったようですね。

こちらは、お山の散歩で出会った黒文字。

和菓子を食べる楊枝にされることで

有名な黒文字は、

紅葉も綺麗ですが、

若葉も可愛いです。

お山の散歩の良き相棒。

多分独りでは、なんとなく

不安になると思いますが、

この良き相棒のおかげで

楽しく歩けます。

相棒も、嬉しそうです。

こちらも、自生のお花。

シュッとした姿が凛としています。

天龍寺の蓮池も、いつのまにか

満開です。

京都市も自粛が解禁され、

人が増えてきました。

観光には、今が一番空いていて

良いかもしれませんね。

一時は、本当に凄まじい

混み方でしたので、

これからは、日本の観光地も

昔のように、落ち着いてくるのでしょうね。

今日から、梅雨らしい雨が

続くお天気になりそうですので、

お庭の花を摘みました。

桔梗は、特に雨にあたると、

色褪せてしまいます。

吉田佳道さんの掛花入れに。