2020年 08月 03日
夏めく日を楽しむ |
ようやく長い梅雨が、明けましたね。
障子越しの日射しが、
一気に夏になりました。
お庭の緑が、サワサワと
風になびく影は、
刻一刻と変わり、
見ていて飽きません。
お気に入りの花入れを並べてみる。。
美しいものは、フォルムもきれいですね。
障子というものは、本当に
室内に居ながらにして、自然をやんわりと
感じさせてもくれ、また遮断もしてくれる
日本人の優れた知恵だなぁと感心します。
谷崎潤一郎の名随筆「陰翳礼讃」の中でも
障子についてこんな一節が書かれていますね。
「もし、日本座敷を一つの墨絵に例えるなら、
障子は墨色の最も淡い部分であり、
床の間は、最も濃い部分である。」
その通りですね。。
こちらの陰翳礼讃は、洒落たお写真と共に編集された一冊。
それぞれ内容をビジュアルでも表されていて
気軽に楽しめる一冊です。
今夏は、いつもよりゆっくり
「お家で読書」もいいですね。
同じ桔梗でも、置く場所によって、
こんなに色味が変わります。
明るい日射しの当たる場所、
障子越しの場所、
桔梗の花色が、
薄い藤色から濃い紫まで変わります。
外は、今日も一気に夏日で30℃越え💦
暑さに加えマスク必着の日々、
どうかくれぐれもご自愛ください。
今夏は、出来るだけお外時間は減らし、
涼しくお家で過ごせる時間を
楽しみたいですね。
by ggallery
| 2020-08-03 09:03
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