2021年 01月 06日
年始気分ともそろそろお別れ |
今日はもう7日となりました。
七草粥を食べる日ですね。
海のもの山のもの、ごちそうを食べ過ぎたお正月、
少し疲れた胃にもお粥さんは、優しくて美味しいですね。
江戸時代から親しまれたこの習慣。よく考えられています。
冬の朝は、お粥さんが基本の私。
今朝も、早速頂きました。冷え込んだ朝は、
特に美味しく、身体がおなかから温まるのを感じます。
きれいに咲いてくれたお庭の水仙。
英名には「ナルシスト」の
語源とされている
「narcissus」という名がつけられている水仙は、
ギリシャ神話が語源とされていて、
あまりにも美貌で高慢な態度で女性を傷つける
ナルキッソスに、女神メネシスが
自分しか愛せなくなる呪いをかけ、
彼は、水面に映る自分に恋したまま、一人衰弱死を
してしまったとか。。
可憐な水仙に似つかわしくない
ちょっとコワいお話ですが、
すくっと気高く立つ水仙を見つめていますと、
その美しさにピッタリな名の気もします。
水仙という漢名も、水辺で咲く姿を
仙人にたとえられたと考えられていて、
何れの由来も清々しい水仙の姿に似つかわしいお話ですね。
たくさん入れるより、一本を入れる水仙が美しく
好ましく感じる所以かもしれませんね。
カレンダー2種の一月です。
どちらもそれぞれ素敵ですね。
ちょっと短冊風の縦長の形が
落ち着きます。
新春のお花、
今年は、出来る限り人混みを避けるため、
お庭のお花だけで入れました。
松を適当にちょきちょきと整理して。
今日、お片づけ。
漆器は、ガーゼで優しく洗います。
だんだん行事や
昔からの仕来りなどが
薄れて行く昨今ですが、
出来る範囲で
日本の季節の行事を
楽しみながら、
次の世代にも伝えていければ
良いなあと思います。
by ggallery
| 2021-01-06 13:52
| art & craft
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