初夏の草花たち

貴重な梅雨の晴れ間は

もったいなくて、ふらりとお散歩したくなりますね。

思わず深呼吸したくなるような

新緑の中へ。。

総門をくぐると、右手に立派な三重塔。

大きなもみじに囲まれるここは、

清々しい空気が漂う
左京区吉田の真如堂さん。
正式名は、真正極楽寺。
でもあまりこの正式名で、呼ぶことはありません。
比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺さんです。


広々とした境内で深呼吸をして、気を整え、

お時間が許せば、お参りされるのもオススメです。

コロナ下の、閉塞感漂う毎日、

気持ちがどうしても、曇ってしまいがちですよね。

真如堂の御本尊や仏様は、いくつかの巡礼の札所でもあります。

仏様に手を合わせ、巡礼すると心がなんとなく

洗い清められた気持ちになり、落ち着きます。

洛陽六阿弥陀めぐりや三十三所観音巡礼、京洛十八大師めぐり等

いくつかの巡るコースがあります。

ゆっくりと京都を巡礼しながら巡ってみるのも

心安ぐことと思います。

ただ、この自粛期間の拝観対応については

真如堂さんは、開けられていましたが、お寺さんにより

様々だと思いますので、もし尋ねられる場合は

事前にお調べくださいませ。

今年は、草木も早く、
もう、紫陽花の季節ですね。






私の好きな都忘れは、そろそろ終いの頃です。

路傍の道には、

ここかしこにツルニチソウが咲いていましたが

こちらも花数が少なくなってきました。

この梅雨の時期は、紫のお花がよく咲きますね。

紫陽花の中で一番好きな山紫陽花。

静かに、慎ましい姿が

美しいです。

鈴蘭のような小花が愛らしい

エゴの木も満開を迎えました。

うちの白い花木は、春先から白木蓮、利休梅、そしてこ

のエゴノキと続きます。

初夏には、夏椿へと繋がるように植えたのですが、

残念ながら、枯れてしまいました。。

蕾は、線香花火の火玉のように
可愛らしいです。緑釉扁壺
うちの花盛りお嬢さんがもう一人、

箱根卯木。
不思議なお花で、
最初は白いお花。
だんだんピンク色に変わっていきます。
こちらは↑上のお写真と同じ子です。
これはこれで、愛らしいですね。
信楽　/小川さんの灰釉一輪差し

こちらは、シモツケにとてもよく似た

小紫陽花。

愛犬とのお散歩途中で見つけたお花です。

自然の中で、このやさしい藤色を見ると、

嬉しくなります。

山野に育ったお花は、

特に土に近いと感じるものに

挿れてあげたくなります。

心なしか気持ちよさそうに感じるのです。

/信楽　谷さんの徳利

バラ好きの友人に頂いたバラも

きれいに咲いてくれて、嬉しい限りです。

やっぱりバラはお花の女王様。

別格の豪華さですね。