蓮始開、そしてひっそりと祇園祭が始まりました

今日は、72節気の蓮始開です。
今夏、天竜寺の参道の蓮池の蓮は、
例年より、見事に咲いている気がします。
コロナ渦の世を慰めてくれているかのようです。
天上の風景のような蓮の花・・・
蓮は特別なお花です。
自分で咲かせて見たい気もしますが
私には勿体ないような気がして遠慮してしまいます。
お寺さんに咲く蓮を見るのが、一番ですね。
祇園祭の花とされる

檜扇に似た姫扇水仙もこの時期

あちこちで見かけますね。

日本的な名前がつけられていますが、

ルーツはアフリカの外来種なんだとか。

そのせいか可憐に見えますが、旺盛な繁殖力で

一旦根付くととても丈夫なお花のようです。

祇園祭は今夏も中止となりましたが

18の主な鉾は技術継承の為、

建てられることになり、鉾建てが始まりましたね。

やはりあの情景を見ると、

あー京都の暑い夏が来た〜

と思います。

ワクチン接種も始まり

少しずつですが、終息に向けて動き出したようで、

油断は出来ませんが、少しばかり安堵ですね。

四条烏丸のデパートにも、小さく静かに

祇園祭コーナーも設えられていました。

可愛いミニチュアの鉾をみると、やはり和みます。　

来年こそは、開催されると良いですね。

一旦、頂いた粽を飾り、

無病息災願い、玄関へ。

オリンピックも始まる日本、

どうかこれ以上の大きな混乱が

おきませんよう祈るばかりです。