2021年 08月 06日
折形展示 |
思わず撮りました、昨日の広沢の池です。
相生結びと言われる水引をオリンピックカラーで
水引の方は、白黒に見えますが、
濃い紫色に染められており、自然の花で染められ
古来より京都で伝え使われる高貴な水引とのことです。
こちらは、印刷工程で出る廃棄されるヤレ紙という紙を利用して
折られています。なかなか洒落て見えますね。
棗は、折形で出てしまう端紙を、張子に固め
漆で仕上げられています。
選手村では、用意された折り紙が意外と人気とか。
小さな文化交流、
こんな形で海を渡ってくれるのは
嬉しいですね。
清らかな檀紙に日本の伝統色に染められた
合わせが美しいですね。あわび結びの重ねは
九重結びと言うそうです。
古来から伝わる折形をオリンピックカラーで。
掛守包。耳付きの素朴でとても優しい風合いの和紙です。
今回のオリンピックですが、
アスリートの汗と涙には感動します。
そして、今回は、「開催に感謝」という言葉を
選手たちからよく耳にします。
贈る品ごとに丁寧に包み渡す
平安時代から伝わる日本独自の折形という
細やかな文化も、
感謝の気持ちを伝える美しい形として
残し伝えていただきたいものです。
by ggallery
| 2021-08-06 09:39
| shop diary
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