大寒

お正月の空気というものは、なんとなく穏やかで

ゆっくり楽しんでいたら、、

季節は巡り、もう大寒。

長く楽しませてくれた梅も

そろそろ終いの時期です。

白梅の空に向かって枝が伸びる姿は新春の清々しい気分に添います。古い短冊の中の着物の柄も梅でした。お花の少ない季節、枝物の梅はよう保ってくれて助かります。吉田さんの細筒に入れてみたり。。

しつこく最後まで使う貧乏性。

年始の備忘録。

3年ぶりの年始の行事、初煮会が催されました。

7日は、京都市内のあちらこちらで一斉に新年の

お茶会が催されました。

ようやくお茶の世界も

爽やかな新年を迎えられたことと思います。

久しぶりのお家元のお茶は、

とても清々しく有り難く感じました。

お玄関に小さな手炙り火鉢が。可愛くて、思わず手をかざしてみると、炭の優しい温かさを感じました。やっぱり炭はとても柔らかい温もりです。
菊乃井さんの新春のお弁当は、お家でゆっくり頂きました。
帰りに、下鴨さんへお詣りに。
大きな兎の絵馬が迎えてくれました。卯年は、努力が花開き、実り始める飛躍の年だそうです。不穏な事がおさまりますように祈るばかりです。うちの卯さん。干支の中でも、やっぱりうさぎは可愛らしいので和みます。
穏やかな冬の日、久しぶりに川辺までお友達とお散歩。
この日は、少し足を伸ばして大河内山荘まで。高台なので、眺めがよく京都市内が一望でき比叡山まで見渡せます。
お抹茶を頂き一息入れ、ゆっくり竹林まで。。真冬の澄んだ空気の中のお散歩は、気持ち良いですね。

お花が少ない季節、清々しく凛とした姿で咲いてくれる水仙が大好きです。
冬のシンとした空気の中に香るその爽やかな香りがまた魅力です。
今日から明日にかけて、大寒波が来るとか。嵐山の雪化粧が見れるのはちょっと楽しみではありますが、どうか皆様お気をつけてくださいませ。