2023年 03月 04日
雛祭り |
以前よりもホッとするようになりました。
三月三日、古代中国では、
月の一番初めの巳の日を上巳とし、
奇数が重なる日は忌み日とされ、災厄を祓うため
青い草を踏み、お酒を酌み交わし
川に入って身を清める禊を行ったとされています。
その儀式が中国から日本に伝わって、
身代わりとなる形代に厄を移して
海や川に流して祓ったとする流し雛の
行事が、雛祭りの始まりと伝わっています。
当初は、身体をそれで撫で自身の厄を
移すためのもので紙や草木で作られていたそうです。
やがて、川には流さず
枕元にお守りとして衣装を着せ
置かれる人形となりました。
雛人形の始まりは、
徳川家康の孫、東福門院が
子供の為に作らせた座り雛だそうです。
現在のような七段飾りの豪華な雛飾りは
十九世紀半ば頃から始まったようです。
私も昔のように、七段飾ることは
しなくなりましたが
お雛様は、このようにルーツを辿ると
形代が始まりです。
お雛人形ではなく、例えばお花で
男雛と女雛を表したり形にとらわれず
楽しむのも粋ですね。
菜の花は、神仏にお供えする
灯明の代わり、
桃の花は、邪気を祓う花として
飾ります。
世界中の子供達が
穏やかに過ごせる世の中になりますように🙏
by ggallery
| 2023-03-04 01:57
| しつらい diary
|
Comments(2)
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by
マーヤの乳母
at 2023-03-04 14:54
x
今年もお会いできましたお雛様、お内裏様m(__)m
厄除けやお守りのルーツがあったのですね。
最近の戦争や自然災害に心がふさぎ、日本の特に若い人たちの心がとてもすさんでいるのを見るたび、何とも言えない気持ちになります。
お雛様はそんな鬱々とした気持ちを洗い流してくれますね。
宮尾登美子作の「東福門院和子の涙」を読んで、武家から朝廷へ嫁いだ和子さんのそれはもう壮絶な生涯を思うと、我が子には幸せな生涯をと願って座り雛を作らせたのだろうと容易に想像できます。
だんだん簡素化したり無くなっていく日本の風習、大事にしたいですね。
厄除けやお守りのルーツがあったのですね。
最近の戦争や自然災害に心がふさぎ、日本の特に若い人たちの心がとてもすさんでいるのを見るたび、何とも言えない気持ちになります。
お雛様はそんな鬱々とした気持ちを洗い流してくれますね。
宮尾登美子作の「東福門院和子の涙」を読んで、武家から朝廷へ嫁いだ和子さんのそれはもう壮絶な生涯を思うと、我が子には幸せな生涯をと願って座り雛を作らせたのだろうと容易に想像できます。
だんだん簡素化したり無くなっていく日本の風習、大事にしたいですね。
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Commented
by
ggallery at 2023-03-04 19:49
いつも見て頂き、励みになります♪
ありがとうございます😊
そうなんです。雛祭りもそうですが、端午の節句も奇数が重なる日は悪い事が起こりやすいとされ、元々は厄祓いから始まっているようです。
流れるニュースは、悲惨なものばかり。。
否応なく心沈み落ち込む事の多い日々ですね。
お雛様の清々しいお顔を見、季節ごとの小さな楽しみでささやかに心晴らしています^_^
宮尾登美子さん、そんな本も書かれてたのですね!
正に日本の激動の時代の歴史小説、面白いそうですね。
読んでみたくなりました😊
ありがとうございます😊
そうなんです。雛祭りもそうですが、端午の節句も奇数が重なる日は悪い事が起こりやすいとされ、元々は厄祓いから始まっているようです。
流れるニュースは、悲惨なものばかり。。
否応なく心沈み落ち込む事の多い日々ですね。
お雛様の清々しいお顔を見、季節ごとの小さな楽しみでささやかに心晴らしています^_^
宮尾登美子さん、そんな本も書かれてたのですね!
正に日本の激動の時代の歴史小説、面白いそうですね。
読んでみたくなりました😊